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Daido Moriyama: Odasaku(英語版)

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Daido Moriyama: Odasaku(英語版)

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森山大道 / bookshop M / 21.6×19cm / ハードカバー(ケース付) / 180ページ / 掲載作品85点 / 英語 / 限定1500部 / サイン入り

織田作にさようならするために……

自由軒で名物カレーを食べる。法善寺横町をかっぽする。「めおとぜんざい」と書いた赤い大提灯を見る──。
思えば、ずいぶんと長い間、織田作に取り憑かれていた。
難波から千日前を抜け、夕陽丘を登る。
織田作が下りながら青春に別れを告げたように、織田作を振り切りながら口繩坂を降る──。
もうこの坂を登り降りすることは二度とあるまい。
幕引きに生國魂神社に向かう。源聖時坂はだらだらと長い。
登りながら思う。心底もうこりごりだ。
生國魂神社で織田作の銅像に会う。
ソフト帽にトンビをひるがえしたそれは、小脇に抱えられるぐらい軽やかで、ブロンズ像の緑青と相まって、まるでピーターパンのようではないか──。
イヤな予感が走る。ダメかもしれない……。
神社の脇で一服中のタクシー運転手と話す。「織田作之助? ああ、あの『夫婦漫才』な」。ケケケと笑う声が織田作のそれと重なる。
織田作、織田作之助。大阪に生まれ、書き、東京に殴り込み、わずが3カ月で血を吐いて死んだ。
明るさをよそおったこの哀しい男に、どうして“グッド・バイ”などと言えようか。

僕にとって写真集は、2枚目のパスポートだ
──グラフィックデザイナー・造本家 町口 覚

森山大道、戦後近代文学、町口覚とのコラボーレーションシリーズ第3作目。
無頼派の一人、織田作之助が1946年に発表した短編小説「競馬」と森山が大阪で撮影した写真作品がデザイナー町口の手により、
拮抗する言葉と写真とが深く交じり合う「書物」として新たに編まれました。
英語版は限定1500部です。全てにエディションとサインが入っています。



Daido Moriyama: Odasaku(日本語版)

【 初版500部 】
Daido Moriyama: Odasaku 日本語版
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