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ここは、おしまいの地:こだま(限定サイン本)

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ここは、おしまいの地:こだま(限定サイン本)

太田出版 / 2018年1月 / 180×136mm / 248ページ

★ 当商品は限定サイン本です ★
著者・関係者の皆様のご好意により、サイン本を限定数ご用意することが出来ました。
数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにどうぞ!

スーパーの鮮魚コーナーを物色していた父が、
一匹八十円と書かれた蟹を見て「虫より安いじゃねえか」と呟いた。
何もない“おしまいの地"に生まれた実家は空き巣に何度も入られ、訪問販売の餌食だったこと。
中学の卒業文集で「早死しそうな人」「秘密の多そうな人」ランキングで1位を獲得したこと。
引越し業者でさえ「これは最強っすね」と袖口で鼻を押さえながら言ってくる「臭すぎる新居」での夫との生活。
生まれ持った気質なのか、見事なまでに災難に巻き込まれる“おしまいの地"での出来事。
人生のかけらを集めた自伝的エッセイ集。


athens スタッフ

途方に暮れてしまいそうな出来事の連続に右往左往しながらも決して屈することのない熱量は変わらず、言葉の中に流れている。ままならない現実は相変わらずなくなりはしないけれど、それらひとつひとつを丁寧に手に取り、ユーモアを忘れることなく言葉に置き換えられていくことで、可笑しく愛おしいものに昇華されているのだ。
こだまさんはこの短編たちを書きながら、自分自身との向き合い方を苦悩の日々の果てに探し当てたのではないか。きっとそうだといい。紡がれた言葉の先にこだまさんにとっての光があるのだと願いたい。
最後に「おしまいの地」で書かれたこの真摯でユーモラスな作家の言葉が、心の中で反響しながら新たな読者に寄り添うことを願って。